ド田舎出身20卒地方国公立大学生の就活

ド田舎出身の20卒の地方国公立就活生が、日々の就活の備忘録としてブログを書きます。

(2/20改編)トイアンナ×リアライブイベント(2/16)レポート

どうも、らむねです。

 

今回は2/16に開催されました、トイアンナ×リアライブのイベントに参加してきたレポートをしようと思います。(18日の東京会場のイベントが終了しましたので、GDの内容をレポートしていきます。改編部は太字)

 

まずはトイアンナさん(twitter:@10anj10)とリアライブの説明から。(twitterのリンクの埋め方がわからない底辺文系なので、だれか教えてください)

 

トイアンナさんは外資系のマーケターとして4年間勤務され、今はフリーランスとして活動される傍ら、トップ層を中心とした就活生の就活相談をしてくださっている方です。画像で少しだけ見ただけだったのですが、実際会うとバリキャリ(バリバリのキャリアウーマン)って印象でしたw

 

リアライブさんは『入社3年後のミスマッチをなくす』を理念として掲げる人材ベンチャー企業で [job try out]といった実際のビジネスをゲームにしたものでグループディスカッション(GD)を行い、協賛企業の人事の方が評価してくださるといったサービスを提供している企業です。(そのほかにも個別面談だったり、セミナーもやってます)

 

 大阪会場にはゲストとしてyuuuさん(twitter:ad_career28)とある外資マーケ人の告白さん(twitter:markesaiyo)がいらっしゃいました。

 

yuuuさんは某大手広告会社に勤めていらっしゃいます。個人的に辛口なツイートが多いので強面かなと思っていましたが(しかもツイッターの写真が虎)優しそうなかわいい人でした。

 

ある外資マーケ人の告白さんは、外資系企業のマーケティングをされていて、時々新卒採用設計などもなさっています。私はあまり存じ上げなかったのですが、外資系らしい自由な感じを受けました。(一人だけサングラスにニット帽にフードをかぶっていらっしゃいましたw顔出しNGだそうです)

 

日頃、就活の情報をTwitterから集めている私としたらお三方はスーパーマン、憧れでした。このイベントは募集されてからすぐ埋まってしまって、私は追加募集で何とか滑り込みました。

 

紹介はこれくらいにして、今回のイベントの概要と私が感じた感想を。(非公開でお願いされた部分がありますのでイベントの詳細は省きます。)

 

今回のイベントは8社の人事、もしくは現場の方に会社概要のプレゼンを頂き、そのまま座談会へ流れるといった流れでした。リアライブのイベントでは恒例の内容です。私は別のリアライブのイベントに参加したことがあるのですが、その時よりもコンサル系やIT系が多い印象でした(というかほぼコンサルかIT系)。

昼休憩をはさみまして、トイアンナさんのマーケティング基礎知識講座があり、この時にyuuuさんとある外資マーケ人の告白さんがいらっしゃいました。そののちにGDへと移り、GDの全体的な振り返り、チーム、個人へのフィードバックへと続き、最後にQ&Aとなり、イベントは終了しました。(GDの内容やトイアンナさんのマーケティング講座の内容は、2/19の東京会場が終わってからなら公開できるとのことなので修整します)

GDはインターンで二回ほどやったことがあり、その二回よりは頑張って議論を前に進めれたかなという印象でした。会社概要も私が金融、コンサル志望なのですごく興味惹かれる企業様がいらっしゃいました。やはりトップ層を相手していらっしゃるトイアンナさんのイベントだからこそだったと思います。

事前にトイアンナさんのマーケティング基礎講座がありましたが、非公開とのことです。(専門書や有料セミナーレベルのお話をしていただきました。気になる方はぜひセミナーに参加してみては?) 

GDの内容に入っていきます。

GDの内容はズバリ、『確実内定』を年間1万部売り、就活本の代表作にするといったものでした。(細かい言い回しはたぶん違います。)

与えられていた情報は、出版業界の近況、就活の近況、おそらく購買者となるであろう就活生、大学生の性質4パターン。(WHOに当たる。セグメントと呼ばれていました。)対抗とされる就活本の情報などがありました。

GDの結論(ゴール)としては、だれ(WHO)にどのように(HOW)『確実内定』をプロモートしていくかの意思決定をすることでした。

時間は60分でしたので非常にタイトでずっと思考し続けなければならず、非常に疲れました。(私のグループにはトイアンナさん曰く女帝がおり、その方が凄くグループを進めてくれました。悔しい)

私たちのグループの結論の概要を。

まずは数値設定の議論に入りました。この一年で一万冊売るのは果たして何年後の話か、そこからスタートしました。また、《就活本の代表作》となり、かつ一万冊なのでそこそこの時間がかかるのではないかと最初は考えました。しかし、今売れている部数を就活本の平均の5000冊とした時、新たにニーズを掘り起こす必要があるのは5000部分と指摘が入り、これは1年で達成できるということになりました。

次にターゲットとするセグメント(WHO)を決めました。すでに売れている(恒常的に買ってくれるであろう層)をトップ就活生(旧帝大早慶上智等)と仮定しました。では、新しく掘り出すWHOはというとGMARCH関関同立、地方国公立大学の就活生であるとしました。この集団のニーズとしては、《就活の不安から逃れたい》であると考えます。しかし本当のニーズ(インサイト)は

 

《俺たちは受験に失敗してこの大学にいる。何とかして就活では逆転しなければ。》

もしくは、

《他の同級生よりは俺は頭もいいから(事実かどうかはさておいて)、周りよりもいいところに就職してやる》

といったところがインサイトであると考えた。このニーズは母体数も大きいうえ、ニーズの強さがあると思う。ということでWHOが決まった。

次はWHATなのだが、10分くらいWHATについて議論した後にWHATがすでに決められていたことに気づいた。非常にもったいなかった。(WHATだけ詳細覚えてないです。すいません)

最後にHOWだが、ここではいろんな意見が出た。

  • トイアンナさんのツイートによる促進
  • 購入者からの口コミ(ブログ等を含む)
  • 大学最寄り駅の柱や通過電車の車内広告
  • 大学生協へのプッシュ

等が挙がった。そして購入する意思決定の際にどの情報が影響を与えるかで絞っていった。私たちは《何を言われたか》と同じくらい《誰が言ったか》に影響を受ける。百戦百勝の就活生や、トイアンナさん、yuuuさん、ある外資マーケ人の告白さんのようなインフルエンサーがおすすめしたことについては内容の正誤、良し悪しをあまり考慮せず受け取りやすい。(もちろんお三方のおっしゃることはクリティカルであることのほうが多い)また、就活生の中には『確実内定』を知らない人もいる。知らないものは売れない。認知をしてもらって初めて購入するかどうかの意思決定が行われる。以上の点から、上のような方策を用いるといった結果になった。

他のグループだと

  • サマーインターンに落ちた学生に買わせる
  • 教科書として買わせる
  • 親をターゲットにする

などがあった。

 

GDの感想としては、やはり最初のアウトプットの流れに乗れないとなかなか後から議論のなかに入っていくのは難しいと感じました。そのためにも資料を読んでまず最初のアウトプットの時間の時に、一歩踏み出せるかでその後ファシリテーターになれるかどうかが変わってくると思います。また、フィードバックにもありましたが、アウトプットは量×質なので、少なくてもすごくクリティカルなら評価されるし、量を言っててもトンチンカンであれば意味を成しません。ある程度のことを言いながら議論を深めてファシリテーターになるか、クリティカルなことを言って一気に議論を促進させるかどちらかになると思います。(私は前者のほうがいいと思っています。まずクリティカルな意見をもし出せなかったらただの地蔵になるしかないor自分がクリティカルだと思っていてもクラッシャーになる可能性があるから。)

 

また、行動力、疑う力。これも必要だと感じました。今回年間1万冊売ることを目指すというGDでしたが、《何年目に》、《今年何部売れている》、といった情報がありませんでした。後者については就活本の業界一般で何部平均売れているという情報はありました。もちろんそれを使うのもよいですが、実際何部売れているかわかればそれ+何部売らなければいけないかイメージがつきます。それを初対面の、あこがれの人に聞きに行く。これはGD中に私は思いつかなかったことですし、行動にも移せませんでした。前提を疑う。健全な懐疑心を持たなければいけないなと感じました。

 

 

 

続いて、私の全体の感想を。

  1. トップ就活生ってすごい
  2. 社会人てもっとすごい
  3. トイアンナさんの著書『確実内定』  みんな買おう!

 

勘のいい皆さんならお気づきだと思いますが、私が一番伝えたいのは3です。

 

そうです。

ごますってますw

 

とりあえず順番に。

1.トップ就活生ってすごい

今日のイベントはトイアンナさんやyuuuさん、ある外資マーケ人の告白さんをTwitterでフォローしているような、いわゆる就活を早めに準備していた人だと思います。実際私も部活をしながら1dayではあるけれどもインターンにいったりしていたし、受けたい業界も定まってはいる。同じ部活の中ではよく就活に動いていたほうだと思う。

しかし私は井の中の蛙大海を知らずであった。グループの中にはP&Gのインターンを受けたりしている子もいたし、そんなことよりGDでリーダーシップをとれる子が凄すぎる。非公開のため詳細は話せないが、高難易度とおっしゃっていたGDでリーダーシップを発揮して議論を進める様が尋常でなくすごい。統率力、発想力、発言の量、質が段違いだった。GDの後に個別でフィードバックをもらっている子は相当頭が切れるんだろうなと。

さらに、この高難易度と言われたGDをサマーインターン(3回生時の外資系などの実質の最終試験)を経験した人は、すでにやっているという事実。私がこの就活を通して戦うであろう敵は、

今回のGDで個別フィードバックをもらった人と同レベル+サマーインターン経験者という強豪というか壁。高すぎる壁なのである。

 

2.社会人てもっとすごい

そんなトップ就活生よりすごいのは、社会人である。

今回お越しいただいたお三方以外にも、企業の人事の方が会社説明をしてくださったのだがみなさん尊敬でき、憧れるようなばかりだった。

特にやはりトイアンナさんをはじめとしたゲストの方は別格だと感じた。トイアンナさんのマーケティングの基礎講座があったのだが、非常に初心者には難解で、これよりも当然数段レベルの高い次元のことを仕事にしてお金をもらうなんて、今の自分には想像できない。GDのフィードバックも論理的で参考になる意見を頂けたし、Q&Aのコーナーでも学生のプレゼンとは比べ物にならない(もちろんそれは当然なんだが、日ごろ感じないレベルでという意味)論理的でクリティカルな意見を頂いた。就活をしていて思うが、ハイレベルな企業や個人はほんとうに尊敬できる(ド田舎出身の私が出会ってこなかっただけかもしれないが)。こういう方に会える機会が多いのは就活で大切にすべき点だと思う。

 

 

3.トイアンナさんの『確実内定』をみんな買おう!

 実はトイアンナさんやyuuuさん、ある外資マーケ人の告白さんは夏ぐらいからtwitterでフォローしていて、今回のイベントもTwitterから見つけた。そしてトイアンナさんの『確実内定』は出版されると聞いて速攻買った。それくらい私はトイアンナ教の信者である。届いてから一日で読み切ったし、不安な要素が出てきたら見返すようにしている。影響されて留学に行きそうになったりもした。イベントのGDも『確実内定』のGDのページを読んで臨んだ。

ただ、イベントに来られた人事の方もおっしゃっていたが、『確実内定』だけ読んで就活をするのは危険なことだと思う。『確実内定』には就活で起こる現象、疑問が網羅的にカバーされ言及されているし、就活のテクニックやつぼが押さえられている。しかし、なんの準備もしていない就活生がいきなりこのテクニックをつかいこなせるのか、ぼろがでてしまわないかは重要なポイントである。ただ、『確実内定』は道筋もわからない就活生の『地図』になりえるし、そこから地図に合わせて自分を変えていけばいい。就活の壁に当たった時の『起爆剤』になり、大きな前進の手助けにもなる。私はそう思っているし、そのような使い方で『確実内定』とともに納得できる就活をしたいと思う。

 

 

最後の方は『確実内定』の宣伝みたいになってしまったが、結論、このままじゃヤバイ。腹を括ってやらなければいけない。お三方もおっしゃっていたが、サマーインターンに参加した学生は私より何歩も先にいるし、イベント参加の優秀者も前をゆく。その差をしっかりと認識して、就活が終わるまでに追いつき追い越さなければいけない。そのためにも戦略をしっかり練って、意思をもって就活をしていきたい。

それでは。

(2/19以降内容の修正予定あり) 2/20改編

トイアンナさん(twitter:@10anj10) 

yuuuさん(ad_career28)

ある外資マーケ人の告白さん(markesaiyo)

 

 

 

就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定